コラソン・メンバー粕谷知世さんが、
日本ファンタジーノベル大賞を受賞!!
第13回日本ファンタジーノベル大賞を、コラソン・デ・メヒコの現役メンバー 粕谷知世さんが受賞しました。
作品名は、「太陽と死者の記録」。ペルーの古代文明インカ帝国をモチーフにした、歴史幻想小説です。
全容はまだ明らかにされていませんが、その一部が、8月22日、小説新潮に掲載されます。
日本ファンタジーノベル大賞は、読売新聞社、清水建設主催、新潮社後援によるもので、選考委員には、荒俣宏(作家)、井上ひさし(作家)、椎名誠(作家)、鈴木光司(作家)、矢川澄子(作家、詩人)といった、そうそうたるメンバーがそろっています。
さらにすごいのは、この賞は、毎年大賞が出るわけではなく、受賞者なしで優秀賞のみということもしばしば。そういった中での大賞受賞です!!
また、12月には単行本として「太陽と死者の記録」が発売予定です。粕谷さんは、現在その出版準備に追われ、大忙しです。
ここで、コラソンのメンバーとしての粕谷さん(通称リディア)をちょっと紹介します。
リディアは、埼玉県在住、外資系商社に勤務し、ダンス暦は7年になります。
普段は控えめで地道にステップの練習に励んでいる努力家です。
そう、どちらかというと地味な印象の彼女ですが、ステージの際に軽くお化粧し、民族衣装を着ると、「まあ、なんてかわいらしいお嬢さんだろう」と、誰もが思うような大変身を遂げます。
彼女がメキシコや中南米の古代文化に憧憬が深く、かなりの知識をもっていることは、ちょっと知っていました。(また、それをひけらかさないのが、彼女の人柄であり美徳です。)でも、小説を書いているとは、誰も知りませんでした。
大賞受賞の第一報を聞いたときには、「えーっ、うぁー、スゴイ!」みんな言葉にならない驚きとうれしさでいっぱいでした。
私たちのグループは、、ダンスだけでなく、メキシコを含めたラテンアメリカの文化や生活に興味をもち勉強し、少しでもメキシコの太陽と大地、逞しい人々の息吹を感じていただけるようなステージを作っていくことが、目標です。
そういった意味でも、リディアの今回の大賞受賞は、私たちにとって大変誇らしいことです。
リディア、おめでとう。
そして、これからも一緒に踊り、すばらしい作品を書いてくれることを期待しています。
このHPをのぞいてくださったみなさん、
「クロニカ-太陽と死者の記録-」
CRONICA DEL SOL Y LOS MUERTOS
粕谷 知世
KASUYA CHISE
2001年12月21日
絶賛発売中
新潮社
1700円
ハードカバー
を宜しくお願いします。
ラテンアメリカ・ファンなら買って後悔することはぜったいにありませんよ!!
日本ファンタジーノベル大賞 関連サイト
http://www.shinchosha.co.jp/fantasy/2001/happyo.html
(第13回の受賞者の紹介、選考者のコメントが載っています)
http://shinchosha.co.jp/cgi-bin/webfind3.cfm?ISBN=450601-X
(「クロニカ 太陽と死者の記録」が立ち読みできます)