目次
  1. はじめに
  2. メキシコのプロフィール
  3. メキシコの歴史
  4. メキシコの魅力
  5. 民族舞踊スポット
  6. 終わりに


はじめに




皆さん『メキシコ』と聞けば、サボテン、太陽の国、情熱の国、テキーラ、西部劇で殺される悪漢等が 思い浮ぶのではないでしょうか?
これは、日本のマスメディアやアメリカ映画が作り出したメキシコの商業的イメージなのです、 だまされてはいけません。
今のメキシコは変な帽子を被っていませんし、無法者の国ではありません、日本と変わらない、 近代民主主義の国家です。
それに、メキシコが合衆国て知っていました?
31州と1つの連邦区で構成されている合衆国なのです!


(写真はオアハカのミトラ遺跡)


それでは、メキシコのプロフィールを紹介しましょう。


1.人口は? 1億300万人 (2005年現在:以外と多いでしょう!)
2.広さ? 面積195万3,162平方Km(日本の約5.5倍 デカイ!)
3.首都 メキシコ市(連邦区)人口2000万人以上
4.公用語 スペイン語(この他50以上の少数言語が使われています)
5.独立年 1821年 スペインより
6.政治形態 代表民主主義共和制
7.人種構成 白人(スペイン系)、混血(メスティソ)、50を超える少数民族
8.国の構成 31の自治州と1つの連邦区(メキシコ市)
9.今の大統領 フェリーぺ・カルデロン・イノホーサ大統領
任期は2006年 から6年間
10.通貨 ペソ


次に、簡単なメキシコの簡単な歴史を紹介します。


紀元前1200〜1000 オルメカ文明がおこる。
紀元1000年頃 ディオティワカン、マヤ文明繁栄
15世紀 アステカ族の発展
1492年 コロンブスがアメリカ大陸到着
(発見ではありません、そこに文明があったのですから)
1521年
アステカ王国滅亡
1532年 インカ帝国滅亡(今のペルー)参考
1535年 ヌエバ・エスパニャ(メキシコ)に副王領設置
1784年 インテンデンテ制導入
1810年 イダルゴ神父の『ドローレスの叫び』をきっかけに独立運動が広がる
1821年 メキシコ独立宣言
1845年 アメリカ合衆国、テキサスを併合
1846年
米墨戦争始まる(〜1848年)、敗れて国土の約半分を失う
1910年
メキシコ革命発生
1912年 メキシコで革命憲法成立
1932年 国際連盟に加盟
1937,38年
鉄道、石油国有化
1941年 トロッキー、メキシコ市で暗殺される
1952年 日本との平和条約に調印
1957年
メキシコ市大地震
1960年
ロペス・マテオス大統領日本訪問
1964年
メキシコ国立人類学博物館竣功
1968年 メキシコオリンピック開催
1969年 日本と通商協定調停
1980年 大平首相メキシコ訪問
1982年 アルフェオンソ・ガルシア・ロブレス元外相 ノーベル平和賞受賞 メキシコ金融危機
1985年
メキシコ大地震発生(コラソン・デ・メヒコ結成)
1992年 北米自由貿易協定調印(NAFTA)
1997年 日本人移民100年記念
2005年 経済連携協定

どうですか!
以外と人口も面積も大きいと思いません? この中で特筆すべきは、人種構成です。
1521年にアステカ王国が滅びて前文明の全てが終わったような、 印象を受けますが、ドッコイその末裔は21世紀を迎えようとしている現在でも50以上の部族が存在し、 生活を営んでいるのです。
その中にはマヤ族、ナワ族(アステカの末裔)、サポテカ族と歴史に名を残す 種族も残っているのです。
しかし、これらの部族も近代文明に洗われており、なかなか種族の伝統や部族 そのものの伝承が出来なくなっているのも、現実なのです。
でも、これらの部族が残っているおかげで、メキシコにはまると抜けることが出来なくなってしまうのです。


その魅力を少しあげてみましょう…


・多種多様な民族
・先住民族の遺跡(ティオテイワカン、ウシュマル、モンテアルバン、ミトラ、パレンケエルタヒンなど)
・食文化(本場のタコスはおいしいよ!!)
・多種多様な民族音楽もちろん民族舞踊
・工芸品と民族衣装
・変化に富んだ自然と地形(海、山、砂漠、熱帯、高原等)

数え上げれば限がありません。
日本のように、単一(アイヌ、沖縄はありますが)にされてしまった、 国にないバリエーションがあるのです。
行きたくなりました?食べる、遊ぶ、芸術、観光するなら、メキシコですよ!!!ヨーロッパ、USAに無い 物がそこにはあります。
(写真はトトナカ族のボラドーレス)


やはりメキシコ民族舞踊のホームページですから踊りのスポットを紹介しましょう。
メキシコ民族舞踊を見るなら、


メキシコ市 ・国立芸術院(Bellas Artes)
アマリア・エルナンデスが率いる国立の舞踊団が踊っています。

・Teatro de Ciudad
シルビア・ロサーノが率いる舞踊団が踊っています
グアダラハラ
・デゴジャード劇場
グアダラハラ大学が毎週日曜日に踊っています。
ベラクルス ・ソカロ広場
オアハカ ・Hotel Monte Alban
ゲラゲッツア ショウを夜やっています。
メリダ ・ソカロ広場
ユカタン?大学の舞踊団が毎週見事なバケリーアを披露します

などがありますが、これ以外に大きなホテルなどで民族舞踊をやっているところが多いみたいです。
またそれぞれの都市には、色々なグループが活動しており、小劇場などで不定期ですが公演をしたり していますし、各地方の祭りなどで見ることが出来ます。
特に有名なのが、 オアハカ市で毎年7月中旬に行われるゲラゲッツアの祭りが壮大、オアハカの多様なで民族色が華やかに 表現されています。
この時期は、ホテルはほとんど予約されてしまっているため、ヒョイと行って泊まる事ができないので 注意しましょう。
詳しいダンスショウや祭り情報は、ホテル、旅行者用の英字新聞等で確認しましょう。 (写真はオアハカ市モンテアルバン遺跡)
この辺の情報はもう少し収集・整理して違うコーナーにて紹介したいと思っていますので、しばらく お待ちを!!!!
また、このコーナーもバージョンアップしていきますので情報をお持ちの方、 メール、掲示板にて待ってます。
宜しくね!



終わりに


どうですか、メキシコ! 紹介した以外にも、メキシコではカンクン、アカプルコなどでマリンスポーツ 、メキシコ市、グアアダラハラ等の都市ではマリアッチ、サルサダンス、を楽しむ事も出来るのです。
ただ、メキシコも何処の国にもあるような問題も抱えていますし、チャパス州で活動しているサパティスタ 民族開放戦線のような少数民族の問題もあります。
当然ですが、夜危ないところを女の子が 一人でうろつくのは止めましょうね!!

でも、知れば知るほどメキシコが好きになるのがメキシコです。